基礎分野(14単位)
基礎分野は、専門基礎分野、専門分野を学ぶための基盤となる「科学的思考の基盤」「人間と生活、社会の理解」の2つの科目群から構成されています。
多様な授業を通して、科学的思考力及び論理的思考力を高め、主体的な判断と行動できる能力を養います。
また、看護の対象となる人間を幅広く理解し、さまざまな人間関係を築くことのできる能力を養います。
論理学 | 日本語表現 | 医療情報科学 | 知へのステップ |
英語 | 心とからだの健康 | 法と人権 | 社会学 |
人間関係論 | 心理学 | 生命倫理学 | 生活科学 |
専門基礎分野(21単位)
専門基礎分野は、「人体の構造と機能」及び「疾病の成り立ちと回復の促進」「健康支援と社会保障制度」の3つの科目群から構成されています。
人間を系統立てて理解し、健康・疾病。障害に関する観察力、判断する能力を養います。
また、人々が生涯を通して、健康、障害などの状態に応じて社会資源を活用できるように必要な知識を学びます。
解剖生理学 | 生化学 | 臨床栄養学 | 病理学 |
薬理学 | 微生物学 | 病態治療論 | 社会福祉 |
現代医療論 | 関係法規 | 公衆衛生学 |
専門分野Ⅰ(14単位)
専門分野Ⅰは、専門分野Ⅱ及び統合分野の基盤となる基礎看護学を学びます。
「看護学総論」では、看護全般の概念をとらえ、看護の位置づけと役割の重要性を認識できる内容を学びます。
「基礎看護方法論」では、対象の理解と看護実践の基礎となる技術を習得します。
「臨床看護学総論」では、看護場面で臨床判断ができるように、事例を通して看護技術を適応する方法の基礎を学びます。
ここでの実習では、対象及び対象を取り巻く人々とのコミュニケーションやその人に応じた日常生活援助を実践するための知識・技術を学びます。
看護学総論 | 基礎看護方法論 | 臨床看護学総論 | 看護研究 |
基礎看護学実習 |
専門分野Ⅱ(38単位)
専門分野Ⅱは、「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学」「母性看護学」「精神看護学」の5つから構成されています。
各看護学において、看護の対象及び目的の理解、予防、健康の回復、健康の保持増進及び疾病や障害を有する人々に対する看護の方法を学びます。
ここでの実習では、対象を統合的に理解し、対象に応じた看護を実践するための基礎的能力を養います。
また保健・医療・福祉における看護師の役割を学びます。
成人看護学総論・援助論 | 老年看護学総論・援助論 | 小児看護学総論・援助論 | 母性看護学総論・援助論 |
精神看護学総論・援助論 | 各専門実習 |
統合分野(12単位)
統合分野は、「在宅看護論」と「看護の統合と実践」の2つから構成されています。「在宅看護論」は、地域で生活しながら療養する人々とその家族を理解し、在宅での看護実践の基礎を学びます。「看護の統合と実践」では、看護管理、医療安全、応用看護についての学びを統合した実践力を養います。
また、災害直後から支援できるために必要な知識や国際協力についても学びます。
在宅看護総論・援助論 | 看護管理 | 災害看護 | 医療安全 |
応用看護 | 在宅看護論実習 | 看護の統合実習 |