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ラジオ番組 みんなの健康ラジオ

会長年頭挨拶

2019年1月3日放送

2019年1月3日放送

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1月3日放送内容

皆様、あけましておめでとうございます。横浜市医師会長の水野です。
「みんなの健康ラジオ」は、横浜市医師会の内科、小児科など、14ある各科医会の先生方が出演し、健康に関する情報をお届けする番組です。
例えば、皮膚科医会は「大人ニキビ、青春ニキビの話」、精神科医会は「うつ病予防の話」、プライマリケア医会は「上手に医師にかかるコツ」など、幅広いテーマを扱えるのが医師会の番組ならではと自負しています。

私が会長になってからキャッチフレーズを考えました。ぜひ「市民の健康と福祉を守る横浜市医師会」と覚えてください。医療も福祉も出発点は同じで、命を大事にすること、人権を重んじることです。そして制度上、最終的に医師が責任をもたなければなりません。

横浜市の在宅医療対象者は、2025年には現在の1.8倍、要介護認定者は1.4倍になると予想されています。そうなれば、従来型の病院で完結する医療では、受け入れ可能な患者数を完全に超えてしまいます。その時こそ、地域ケアプラザと在宅医療連携拠点を中心とした、介護、医療、介護予防、生活支援、住まいの分野が連携するいわゆる「地域包括ケアシステム」が必要不可欠だと私たちは考えています。
横浜市医師会は、もし介護が必要になっても、住み慣れた地域で安心して自分らしく皆さんが暮らせる医療の仕組みを、横浜市行政と一緒に構築しているところです。

できれば自宅の近くで、何でも相談できる「かかりつけ医」を見つけてください。
かかりつけの診療所は、病気の治療だけではなく、保険や介護のことなど、様々な医療情報を提供してくれる筈です。その情報を上手に使って、市民の皆さんに穏やかな毎日を過ごしていただきたい、それが私たちの願いです。

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