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ラジオ番組 みんなの健康ラジオ

運動は未来の自分への投資/自分に合った運動を今日から始めよう

2026年10月1日放送2026年10月8日放送

2026年10月1日放送

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2026年10月8日放送

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運動は未来の自分への投資(放送内容 資料はこちら)

私は循環器内科医として患者さんを診てきて、突然死や急性心筋梗塞、心不全で倒れる前に予防したい、介入していきたいと思う気持ちが強くなりました。そんな思いから、運動とアンチエイジングについてお話しします。

アンチエイジングというと、美容やサプリメントなどを思い浮かべる方も多いかもしれませんが本当のアンチエイジングは、単に若く見せることではありません。
年齢を重ねても、自分の足で歩ける、食事がおいしく食べられる、心も体も元気に過ごせる、そんな身体の機能を保ちながら、健康に年齢を重ねることが大切だと考えます。そのために欠かせないのが運動です。

血管は、全身へ酸素や栄養を運びます。体を動かすと、血流が増え、その刺激によって血管の内側の働きが良くなります。血管がしなやかに保たれることは、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞や脳卒中の予防につながります。

ところが運動の効果は血管や筋肉そのものだけではないのです。
筋肉は体を動かしたり姿勢を保持しますが、それだけでなく、運動すると様々な物質を分泌し、全身へ情報を送ります。それがマイオカインです。
運動して筋肉が収縮すると、このマイオカインが血液を通して全身へ届きます。
脂肪組織や肝臓、血管、骨、そして脳など様々な臓器へ伝わり代謝や炎症、血管機能などに関わります。

さらに、BDNFという、脳の神経細胞の働きを支える物質が増え、運動すると頭がすっきりする、気分が前向きになると感じます。運動は脳や心にも影響しているのです。

一方、老化の背景に慢性炎症があります。風邪やケガなどの強い炎症とは違い、体の中で小さな火種がくすぶり続けているような状態です。適度な運動には、この慢性的な炎症を整える作用もあります。

つまり運動は、血管、骨、脳、代謝、そして頭や心といった、全身に働きかけます。
運動をするだけで昔の自分に戻ることはできません。でも運動を続けることで細胞や臓器が健康に働ける環境を整え、老化に伴う機能低下を緩やかにしていくことはできます。これが、運動から考えるアンチエイジングです。

次回は、実際の運動内容について、心臓リハビリテーションの経験も交えながらお伝えします。

2026年10月8日放送予定

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