ラジオ番組 みんなの健康ラジオ
1.運動・運動療法
- 運動はある程度のエビデンスを保ちながら、目的に沿って行われている・行われていた。
- 運動処方箋による準備体操、主運動、整理体操に基づき効果を求める。
- 高齢者の運動は基礎疾患にもよるが最近はロコモ対策、フレイル対策、サルコペニア対策そして生活習慣病対策である。
動けない、動かない、歩けない状態を動かすように広義のリハビリを行い自立度の低下を防ぎ、介護度の改善をはかる。レジスタンストレーニング、筋トレも必要である。
2.自粛中
- コロナ禍による外出自粛により若年者は「運動不足です」であろうが、高齢者は運動不足等により予備能力低下、免疫能低下、体力不足、老化によりフレイルサイクルの身体的側面の悪化、憎悪が考えられる。自粛によるあらゆる支援体制の活動が自粛された。現場はそれぞれ頑張っているが、介護保険下でない高齢者は自助である。
特に独居、閉じこもり等々で社会的側面フレイルそして精神、心理的側面フレイルも憎悪したと思われる。人が移動できること、運動できること、交流できることが今までの3密社会であった。新しい生活様式、新しい生活習慣を考える必要がある。
3.新型コロナ感染症流行で世の中が様変わりした
- 運動の大切さ
- 食事の大切さ
- 交流の大切さ
- その他
4.皆様個々に応じた運動・運動療法が必要
- 目的は同じですので不要不急ではなく必要緩徐に対応しよう。
2~3日身体を動かさないと身体は硬くなり筋肉も萎縮する。 - 運動は、ストレス・生活習慣病・認知症・要介護等の予防・改善に極めて有効である。高齢者や有疾患者、障がい者の方も主治医に相談した上で、これまで通り実施してください。
日本臨床スポーツ医学会、日本臨床運動療法学会 参照 - 屋外での運動ではマスク着用は注意を要する
- 屋内での運動も大切である
- 食事・栄養を考えましょう
モグモグタイム。満腹中枢、睡眠不足、運動不足、食べ過ぎ注意であり自粛に限らず、生活を見直しましょう
※予防接種等を含め医療体制が整備されても新しい生活様式、新しい生活習慣等々、行動変容が求められる。
そしてからだつくりをしましょう。