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横浜市眼科医会

会長 宇津見 義一

横浜市眼科医会
会長 松本 覚

 横浜市眼科医会は1934年に始まり、創設90周年を迎える2024年現在、400名を超える会員が所属しています。
 本会は横浜市内の大学病院・市中病院・診療所に所属している眼科医により構成されており、相互の親睦と福祉を図ると共に、医学、医術の向上と発展を図り、かつ横浜市民の健康増進への協力・啓発等を主たる目的としています。また、橫浜市医師会、神奈川県医師会、日本医師会、日本眼科医会および日本眼科学会等と連携して活動を共にすると同時に、神奈川県眼科医会へは理事をはじめ、会長や監事等の要職も輩出し、会務および事業の運営に貢献しています。
  眼科医療は新生児から高齢者まで性別を問わず幅広い年齢層を対象とします。各年代に特有な問題について、最近では次のような新たな対策が講じられています。
 乳幼児期では斜視・弱視の早期発見が大切です。従来の方法ではスクリーニングが困難でしたが、現在、3歳児健康診査において簡便な操作で有益な評価が得られるスポットビジョンスクリーナーの導入が検討されています。
 青少年層においては、文部科学省が推進するGIGAスクール構想に基づく児童・生徒による端末機器の使用に伴う近視化への懸念、また、コロナ禍における生活様式の変化に起因する近視の進行が問題となっています。つきましては日本眼科医会の主導で児童・生徒向けの動画を制作し、近視啓発活動を開始しています。
 中高年の視機能に関しては、厚生労働省の推進するフレイル対策の一環として「アイフレイル」という概念の啓発により、白内障・緑内障・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性といった疾患の早期発見および治療について理解を促す活動が始まっています。
  上記で述べた新たな取り組みの他に、市内公立学校の眼科学校医としての就学時健康診断および眼科学校健診、各種学校保健活動への参加や、横浜市夜間急病センターへの出動につきましてもこれまで同様に継続して参ります。
 また、毎年秋には10月10日の「目の愛護デー」の関連行事として「目の無料相談」を開催し、市民の皆様のお声を直接聞く機会を設けています。
 以上、様々な問題・課題について市民の皆様と共に取り組んで参ります。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

目の愛護デー 無料相談のお知らせ

横浜市眼科医会では、毎年10月に「目の無料相談」を行っています。
会員有志の先生方が皆さんのご相談にお答えします。

各種Link

神奈川県眼科医会 http://kanagan.org/index.html
日本眼科医会     https://www.gankaikai.or.jp
日本学校保健会  http://www.hokenkai.or.jp
日本眼科学会   http://www.nichigan.or.jp/index.jsp